夫婦別財布の家計簿には家計簿アプリ×スプレッドシートがおすすめ！＜テンプレート有り＞

夫婦別財布で家計管理をしている方、家計簿の付け方に迷ったりしていませんか？

工夫が必要な夫婦別財布の家計管理について、以下のような悩みをお持ちではないでしょうか？

この記事では、長年夫婦別財布で家計を管理してきた私が実践している

「アプリ×スプレッドシート」

による家計簿の付け方をご紹介します。

家計簿のテンプレートはこちらです↓

これだけ入手していただいても大丈夫ですが、記事を読んでいただけるとテンプレートの使い方や記入欄の構成の意図なども理解いただけます！

また、家計簿作成に着手する前に自分の家計状況を把握しておくことをお勧めします。

0から始めるので何をしていいかわからない！

という方は、専門家に相談して状況を整理してみましょう。
家計の問題点や課題を把握してから家計簿を作成することで、明確な目標のある家計管理のベースとしての家計簿になりますよ！

こちらはお金の不安について気軽にFPさんに相談ができます！
何度相談しても無料なところがとてもありがたいです。

無料相談を受けてみたレビュー記事も書いています。
よければご参考ください。

我が家の「夫婦別財布」の家計管理方法

我が家は長年夫婦別財布で家計管理をしています。
あれやこれやと試行錯誤を繰り返す中で、「共通家計簿」と「精算日」を作って運用し始めたら上手に家計管理ができました。

夫婦別財布の家計簿は家計簿アプリ×スプレッドシートがおすすめ！

こちらの記事でも紹介しているように、夫婦別財布の家計管理は、以下の図のようなフローで行っています。

「日々の支出管理」は夫婦それぞれが家計簿アプリを使って各々まとめています。

「共通家計簿管理」～「分析・精算」をの部分は2人が共有しているスプレッドシートを使って家計簿を作成しています。

家計簿アプリ＝精算日以外で使う個人の家計簿
スプレッドシート＝精算日に使う共通家計簿

上記のように使う各ツールを分けているのは、次のようなメリットがあるためです。

家計簿アプリ

自分の支出を手元で管理できるのが家計簿アプリのメリットです。

我が家は夫婦二人ともマネーフォワードを使っていますが、レシート読みとり機能や口座の自動連携を使って極力入力の手間を減らしています。

マネーフォワードは入力項目を自分でカスタマイズできるので、その後のスプレッドシートへの転記がとても楽です！
→やり方はこちら「家計簿アプリの入力項目をカスタマイズ」

スプレッドシート

スプレッドシートは基本操作の多くがエクセルと類似しているので、エクセルが使える人であれば苦労せず扱えます。
関数等で入力・集計の自動化を図りながら、家計簿を効率的にまとめられます。

エクセルで表を作る要領で、家庭の状況に応じて自由に家計簿をカスタマイズできるのが非常に便利です。

我が家の場合は子供が産まれたことで、今までの家計管理を見直した部分がありました。
そういう時に、簡単に項目の追加や集計方法の変更ができるスプレッドシートが非常に使い勝手が良かったです。

また、スマホでもパソコンでも編集ができるのが大きなメリットです。
家計簿をカスタマイズするならパソコンの方が便利ですし、精算日に転記するだけならスマホでできます。

二人が同時に編集できるので、どちらか一人に編集・管理の負担が依らないのもいいところです。

アプリ×スプレッドシートで家計が「見える」！

家計簿アプリはその便利さを享受したいけど、
これだけだと内容は夫婦個々のスマホの中。

上記の家計簿スタイルでは、夫婦別財布において目指したい、「家計の見える化」には馴染みません。

そこを、最終的な集計にスプレッドシートを用いることで家計の「見える化」が図られます！

アプリ×スプレッドシートの家計簿はこうする！

具体的に、我が家で行っている管理の方法を紹介します。

日々の支出管理と精算日の作業についてはこちらの記事からご覧下さい。

家計簿アプリ、スプレッドシートそれぞれの入力フェーズでのポイントについてを詳しく説明していきます。

家計簿アプリの入力項目をカスタマイズ

まずは、日々の支出の入力についてです。

口座連携は多くの家計簿アプリに備えられている機能です。
面倒な入力手間が減ることで、挫折せずに家計簿を付け続けられます。
また、家計簿アプリの締め日の設定を精算日にすることで、共通家計簿への転記が行いやすくなります。

入力項目のカスタマイズについて、私が使っている家計簿アプリを参考に詳しくご説明します。

家計簿アプリ上で入力項目を仕分ける際、「自分の支出」と「家計の支出」の両方を管理している場合には入力項目をカスタマイズして区別します。

たとえば我が家では「自分の為の食費」と「家計の食費」を集計上分けているのですが、家計簿アプリ上では以下のように項目を分けて入力しています。

「住宅」の中に「食費」という項目を作り、家計の食費は「住宅カテゴリー内の食費」として振り分けました。

これにより、「自分の食費」と「家計の食費」が区別できます。

これによって、集計する際に「家計の出費の合計」＝「住宅の項目の合計」として抽出ができます。

こうしておくと、スプレッドシートへの転記も行いやすくなります。

スプレッドシートへの転記作業

スプレッドシートで共通家計簿を作るときのポイントは以下の通りです。

支出として共通家計簿にアウトプットしたい項目は、あらかじめ決めておくといいでしょう。
これらは、家計簿アプリを付ける際にも共通の項目を設定しておくと精算日の作業が楽になります。

我が家では以下のようなフォーマットで使用しています。

毎月集計シート

年集計シート

分析シート

毎月集計シート

精算日に主に使用月別のシートです。
夫の収支、妻の収支と別れていて、アプリで集計した項目を転記します。

我が家の共通家計簿の毎月集計シートは、以下のようなイメージの構成となっています。

年集計シート

毎月集計シートより算出された月の収支が自動転記されるシートです。
他に、貯蓄額や運用額のメモ・毎月の貯蓄目標のルール等を記載しています。

分析シート

毎月集計シートや年集計シートで集計した収入や支出を分析するために作成したシートです。

我が家ではかなり細かく集計していますが、ここまで細かく作る必要はありません笑
何かしらアウトプットがあると振り返りやすいので、「変動費」や「固定費」の増減ぐらいは抽出しておくといいですね。

あまり締め付けすぎない家計簿を目指して

我が家の集計方針は、

としています。
見直しや改善をする際に分かりやすいことが前提です。
夫婦として「支出」「収入」がどれだけなのかを把握することが大事なので！

我が家の「共通家計簿」スプレッドシートテンプレート

スプレッドシートはゼロから自分で作ってもいいですが、最初は家計簿テンプレートを使うこともおすすめです。

今回は参考として、我が家で使っている共通家計簿のテンプレートを配布します。
以下よりダウンロードしてください↓

入力方法は、テンプレート内の「入力説明」シートをご確認ください。

表示されるテンプレートは閲覧用となっているので、表示された状態からファイル→ファイルをコピーからコピーして、別ファイルとして保存した上で編集して下さい。

入力の仕方は以下をご確認ください。
テンプレート内にも、同様の説明シートがあります！

まとめ：家計簿アプリ×スプレッドシートで柔軟な家計管理

家計簿アプリを使って家計管理をしている方は多いと思いますが、夫婦別財布の家計管理においては一工夫が必要です。

「共通家計簿」としてスプレッドシートによる家計簿管理を挟むことで、家計の把握が劇的に捗ります！