子育てを初めて早半年が経ちましたが、未だに慣れません!
こんにちは、あめやみや(@ameyamiya)です。
スマホアプリ「家族アルバム みてね」は、家族で気軽に・簡単に写真や動画を共有できるとても便利なアプリです。
有名なアプリなので子育て世代は知っている人が多いかと思います。
そのアプリが、遠方に住んでいる家族の見守りに一役借っている。そんな小話です。
ログイン時間が確認できる「みたよ機能」を確認することで安否を把握します。
スマホやiPadが触れる=だいたい元気。ぐらいの指標になっています。
「みてね」はこんなアプリ
子供ができたことを機に「みてね」のアルバムを作成し、自分の親、義実家、そして祖母たちと共有しています。
「みてね」と祖母たちとのあれやこれやをお話しする前に、「みてね」がどのようなアプリなのかを簡単にご紹介しておきます。
少し話は逸れますが、実家と義実家でアルバムを分ける小技はとても便利です!
子供の写真・動画を家族で簡単に共有できる無料アプリ
あのmixiでおなじみの株式会社MIXIが開発しています!
「みてね」の機能については大きく分けて3つです。※公式より抜粋
無料版でも容量無制限で写真・動画のアップロードが使えるなんてすごいですね。
他にも、写真にコメントを付けられたり、家族のログイン時間が分かる「みたよ機能」が備わっています。
「みたよ機能」は、「近況」の上部に表示されます。
有料のプレミアム版もありますが、無料版の基本機能で充分かと思います。
課金なしで操作も簡単なので、家族にも広めやすいです。
アルバム共有の方法は、以下の通りです。
- 「みてね」アプリを家族それぞれでダウンロード
- 「管理者(子供の親)」が、家族をアルバムに招待
これだけです。
アルバムは管理者(パパ・ママ)につき一つしか作れません。
有料のプレミアム版であれば、複数のアルバム(例えば、お子様が二人いる場合はそれぞれのアルバム)が作れます。
写真の共有が押し付けがましくならない
「みてね」アプリは「ほどよい距離感」を保って子供の成長を見てもらえる素敵なアプリです。
アルバムを共有している家族は各人、LINEも使えるので好きなタイミングで写真を送りさえすればいいんですが…
親から送る子供の写真って、言葉は悪いですが「押し付けがましい」と思われたり、返信しなければというプレッシャーになったりと、受け取り側の負担になるときもあるような気がしていました。
それに対して「みてね」は、共有されている側が能動的にリアクションできることが魅力だと思います。
向こうが見たいときに、見たい分だけ見ることができます。
小技:実家と義実家でアルバムを分けることができる
本編からは脱線しますが、無料版でもアルバムを複数作ることができる小技をご紹介。
パパ側、ママ側の実家を一つのアルバムに招待してしまうと、なんとなーく双方の家に気を遣いますよね。
例えば、
お正月はパパ側の実家にだけしか行けなかったのに、楽しそうな写真がアップされるとママ側の実家はもやもやしないだろうか…
とか。
こちらの記事が、そんな悩みを解決してくれました。
どちらにも見せたい写真は二カ所にアップしなければならないという手間はありますが、気を遣わなくていいので楽です!
スマホとiPadを使いこなすハイパーなアラナイたち
私の祖母たちの話です。
父方、母方の祖母とも健在で、今は他県(と言っても車で二時間ぐらいの距離)に各々一人暮らしをしています。
91歳と86歳のアラウンドナインティー。
デバイスを使いこなしてくる二人の祖母
片方は勤勉で調べ物好き。
もう片方は社交的で新しいもの好き。
そんな二人の祖母たちの性格もあってか、ガラケーの時代からデジタルなものには抵抗のない人たちでした。
連絡手段が電話ではなくメールやLINEになった昨今。
家族の連絡用に片方の祖母にはiPad。もう片方の祖母にはらくらくスマホをもってもらうことにしました。
最初こそ戸惑っていましたが、電話の掛け方はガラケーと大きく変わらないし、連絡はガラケーよりも簡単(LINEの方が使いやすいわ~とのたまう祖母たち)だそうで。
もう4~5年は使っています。
気がつけば料理のレシピを調べたり、クリスマスカードをLINEで送ってきたり、花の写真を共有してくれたりと、それぞれスマートライフを楽しんでいるようでした。
生存確認はLINEのメッセージ
両方とも高齢で一人暮らし。
日々元気に過ごしてくれることを願わない日はないのですが、実際にはいつなにが起こってもおかしくない状況の二人です。
独居老人が何日も誰にも発見されずに…なんてニュースは本当に胸が痛いです。
デイサービスや市の訪問ヘルパー事業を活用しながら毎日誰かが祖母たちの様子を確認してもらえる環境下にはあります。
でも、やっぱり家族だから、異変には早く気づいてあげたい。
幸いなことに二人ともLINEでのやり取りに抵抗がないので、時折LINEで近況確認をしています。
消えない不安と距離感の模索
ただやはりそこは高齢なので、覚束ない操作で一生懸命メッセージを返してくれるわけですが、返信が遅いこともしばしば。
メッセージに気づかずしばらく既読がつかないことも。
不安に刈られてる時は余計やきもきします。
こちらの心の不安を一方的に押し付けて、頻繁に安否確認のメッセージを送るのも気が引けました。
祖母たちとしては気にしてくれて嬉しい、と言ってくれますが「LINE返さなくちゃ」とか「急がなくちゃ心配させちゃう」とか、せっかくのやり取りが負担になるのだけは避けたい思いでした。
お互いプレッシャーにならずに、気軽に安否確認できる方法があればいいのに。
「みてね」を通じた「いい感じの距離感の見守り」
そんな折、私に子供がうまれました。
二人の祖母にも日々の子供の写真を見てもらいたかったので、それぞれの所持しているiPad・らくらくスマホにアプリをインストール。
招待の設定をして、使い方を簡単に教えたら、案の定すんなり受け入れてくれました。さすがっす。
写真へのコメントの仕方も、やり方を教えたら使いこなしていました。
ひ孫の写真を「みてね」で楽しむ祖母たち
新しい写真を追加する・しないに関わらず、両祖母とも毎日寝る前や起きがけに「みてね」を開いては、ひ孫の写真を眺めているそうです。
私も、祖母たちが楽しんでくれるなら、と、出来るだけ毎日一枚でも子供の写真を「みてね」にアップするようになりました。
図らずも実現した「受動的な見守り」
お互いに示し合わせたわけではなく、自然とほぼ毎日「みてね」にログインする中で、「みてね」の「みたよ履歴」が一日以上を超える日はほとんどありませんでした。
「あ、元気にしてるな」というのがなんとなく感じ取れる。
「みたよ履歴」を確認しながら、祖母たちの安否を毎日確認出来るようになりました。
ログイン履歴時間が一日を越える日があると、LINEや電話でどうしてる?と訪ねるようにしました。
祖母たちからの返信は遅いものの、「少し疲れていたの」「訪問者が多くて忙しかったの」等、普段とは様子が違っていたことが把握できました。
祖母たちはひ孫の写真を楽しく見ることができる。
私は祖母たちの安否をなんとなく感じることができる。
コミュニケーションの負担を強いることのない見守りができるようになっていたのです!
まとめと気をつけたいこと
「みてね」を使った「ほどよい距離感」の見守りについて、条件が合う方は取り入れてみてはいかがでしょうか?
気をつけたいのは、みてねでできるほどよい距離感の見守りは、あくまでも補助的な見守りです。
たまにはLINEをしたり、電話をしたり、顔を見せたりと、日頃からお互いの関係性をしっかり築くことが何よりも大切だと思います。
私も、頻繁ではありませんが定期的に田舎に帰っています。
祖母たちは娘の成長を写真で追いながら、早く会いたい、と思ってくれているからです。
祖母たちの笑顔も、私にとってはかけがえのないものですから。
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